神奈川県で介護職として働く
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神奈川県ではこれからますます高齢者が増加することが予想されていますが、具体的にどれくらいなのかというと2010年では1419万人だったのに対し2025年には2179万人と、かなり大幅に増加することが見込まれています。そのため、2025年に向けて介護職の人材確保が大きな課題となっていますが、高齢者の増加スピードからも分かる通り、介護職の求人がストップすることは考えられず、さらに政府も待遇改善に向けてさまざまな取り組みを行っているため、介護職は将来性がある仕事だといえます。
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介護職の中でも特に人気が高い「介護士・ホームヘルパー」「ケアマネジャー」「生活相談員」の仕事についてより詳しく紹介していきます。介護士・ホームヘルパーは介護職の代名詞ともいわれるような仕事で、高齢者の身の回りのお手伝いや生活のサポートを主に行います。ケアマネジャーは介護職に就いている人のほとんどが目指しているポジションですが、難しい試験を突破しなければ働くことはできません。また、生活相談員は高齢者やそのご家族の相談に乗ったり連携機関と調整したりする仕事ですが、一定の介護経験や資格が必要です。
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神奈川県には介護施設が多くありますが、その中でも特に多いのが有料老人ホームです。全国でもトップクラスを誇るほどの数があり、民間企業ならではの顧客満足度を重視した介護サービスを提供しています。また、全国的にも待機者の多さが問題となっている特別養護老人ホームですが、要介護度が高い人が入居しているため身の回りのお手伝いを主に行います。反対に少人数でじっくりと介護サービスを提供するグループホームは認知症の人が入所しているため、身の回りのお手伝いよりも認知症予防に力を入れています。
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神奈川県では藤沢市や横浜市青葉区、川崎市川崎区といった、人口が多く交通の便が良いエリアで介護職の求人が多い傾向にあります。たとえば、川崎市は東京都心へのアクセスが良好で、介護施設が充実しているのが特徴。横浜市は、日本でも最大規模の政令指定都市で、5000を超える介護施設が点在しており、介護職の求人の選択肢が豊富です。こうした各エリアの特徴を理解し、自分の希望や生活スタイルに合わせて働く場所を選ぶようにしましょう。
神奈川県で介護職として働きたい人へ
職場によって働き方もそれぞれ異なる
介護職といっても、その仕事内容は介護施設の形態によって大きく違います。高い介護技術や接遇スキルが学びたいなら有料老人ホームが、認知症などの介護スキルが学びたいなら特別養護老人ホームが、きめ細やかな介護サービスを提供したいならグループホームが向いています。
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